2007年9月5日水曜日

Saasは一過性か?

Microsoftの人間が、Saasモデルについて、否定的な見解を書いています。

http://japan.zdnet.com/sp/feature/07openroad/story/0,3800079432,20355699,00.htm

プロプライアテリソフトの最右翼のマイクロソフトですから、自社のビジネスモデルを
脅かしているSaasに対して、否定的な論拠を示すのは、ある意味当然ともおもいます。。

この中で、傾聴に値すると思うのは、Saasモデルにはベンダーにもユーザーにもどうしようもない
領域-インターネット、が存在しそこでの障害などに対しては、無防備である、とされている点です。

次のことを考えてみて欲しい。SaaSの世界では、従来のプロプライエタリな世界と比較にならないくらい、何か障害が発生した場合にユーザーはまったくお手上げになってしまう。コードが手元にないばかりか(自社導入型のデスクトップ、サーバソフトウェアであればコードがあるだろう)、トラブルシューティングのために派遣できるITスタッフもいない。100%ベンダーに依存するしかないのだ。

確かに、自社囲い込みであれば、データセンタからユーザ部門までの通信回線を自分で管理できるので、障害その他の時に自分でできることが増えるのでしょうが、そのオペレーションコストも含めてなお、Saasの価格体系に魅力があるために、これだけSaasが注目されているとも思うのです。

完全に、IT投資をポートフォリオで管理し、戦略的な投資のみ、自社で管理し、インフラや、定常的な業務アプリはSaasで代用する、というのが近未来の一般的な企業像になると考えられます。

0 件のコメント: