2007年8月21日火曜日

アーンドバリューマネジメント EVM

日本企業のシステムインテグレータに対してのコンサルティングをしていて、最近話題になるのが、進行基準による、プロジェクトの収益性管理です。。

管財の枠組みで言えば、財務会計的には、日経をにぎわしている、2009年問題など、国際会計基準への対応を含めて、気になるというのはわかるのですが、それもまだどのような形になるかは定かではなく、まだあわてても仕方ない気もします。

問題なのは、管理会計的に、収益性管理を実際の収益性に近づけて管理したいと言う要望なのですが、(管財一致の名の下に財務で仕方なくやるのだからついでにといった側面も含めて)これがなかなかの曲者です。。

伝統的に日本の、即にシステム会社の、進行基準は、費用性の観点からだけの進捗管理であり、たとえば、予算を50%消化したら、50%の進行という、大雑把なものでした。。そのため、今現在どの程度、プロジェクト計画の中で、儲かっているか、存しているかの基準が曖昧で、「ずるずると」プロジェクトがすすんでしまうということが間々ありました。。

EVMは、アメリカ国防総省の時期戦闘機開発プロジェクトで有名になった、プロジェクト管理手法であり、進行管理を費用面からだけではなく、スケジュールもあわせて管理し、現時点でのEarned Valueをきちんと管理していく手法になります。。そのため、大幅なスケジュール遅延は、即コスト高、収益減となることがわかるので、プロジェクトを「やめる」意思決定が可能になります。。昨今、注目されてきたプロジェクトの収益性管理手法です。

よく、日本のプロジェクトは、撤退が苦手、と言われることが多いですが、このようなプロジェクトの収支管理の点からも原因があるように思います。

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