2007年6月4日月曜日

HOYA、ペンタックスの合併に思う 事業統合のシナジーとは。

最近の、提携、合併関連で大きくとりあげられたケースは、HOYAとペンタックスの合併(当初は対等合併をペンタックス側は考えていたようですが、結局完全子会社化に落ち着く)があると思います。

ともに大きなくくりで言えば、光学系のメーカーであり、「なんとなく」事業統合でのシナジーが図れそうではありますが、その実態はまだよく見えません。

子会社化し、ブランドを残すことでペンタックス側に大きな混乱はひとまず見られないのでしょうが、なぜ子会社化したのか、という明確な理由が見えないとその成功も評価できません。
(成功、失敗はあくまで目的の達成ができたか否かで評価されるもの)

そうでなければ、一時的な話題づくりのための提携にすぎないと言われてもしょうがなく、ホリエモンがやってきた買収劇と大同小異となります。。最もHOYA側の株価推移を見る限り、あまりHOYA側の株主からも評価されていないようですし、そのあたりは市場は両者に冷ややかに反応しているようです。

シナジーを生み出すためには、それ相応の両者の間に「のりしろ」が必要で、技術目的の提携であれば、技術ののりしろは適度に多いほうがよく、財務目的であれば、財務プロセスが適度に糊代があったほうが良いということになります。

さて、この提携は果たしてうまくいくのか、しばらく様子を見守りたいと考えています。

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