2007年5月30日水曜日

言い方しだい。。BMWの新工場建設に思う。

日経ビジネスの5月21日号にBMWの新工場建設の件が載っていました。。

台数ベースでは、すでにメルセデスを抜いたものの、トヨタからの追い上げを
受けて、新工場を10数年ぶりに建設した、という記事でした。。
新工場の特徴は、徹底的に従業員の生産性に配慮し、間接部門も工場の近くに配置し、顧客からの注文に迅速に答えることができるように考えられた新工場との事でした。ドイツ国内であれば10日前後で納品が可能で、そのカスタマイズ性によって、差別化をはかり、付加価値を挙げていくことで、高級化路線の全社戦略と整合性がとられるようです。

普通に読んでいれば、ああそうか、となりそうなところですが、同じような思想でTOCからスループットを挙げていくのは、トヨタ的なリーンプロダクションでもしているはずです。。その目的というか言い方が、一方はリーンプロダクションとするか、顧客の注文にすばやく答える高級化のための差別化か、という言い方の違いだけで、やっている行為自体は同じであり、結局、全社戦略とどのように整合性を取ったように、マーケティング的にメッセージを発していくか、ということが重要なのだと感じました。

このあたりの生産戦略とマーケティング戦略の融合、そのための経営戦略の明確化はさすが、欧州一の自動車企業BMWだな、と感心した次第です。

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